
ここでは介護についてじっくり考えてみましょう。 勤続10年から15年でも大学卒業の初任給と同じくらいの給料だというところもたくさんあります。黒字を出したら給付金が下げられるので、職員の給料に回す余裕がないということが背景としてあるのです。厚生労働省も介護業務に関わる人の待遇を早急に何とかしなければならないと考えており、介護給付金を上げるなど対策が取られつつあるので、これから介護福祉士の待遇などが改善されて働きやすい業種になれば、これからの高齢化社会で介護福祉士の将来性は高いといえますね。他人のお世話をするというのは、介護に限らず、教育や保育の仕事もたやすいわけではないですね。
私には、介護の仕事に就いている知人が3人います。介護は昔からの風潮で、女性の仕事のように感じられるかもしれませんが、介護福祉士は男性でもなることができますし、現在男性の介護福祉士は求められている存在です。平成20年に厚生労働省の補助金を得て、財団法人社会福祉振興登録センターによって行われた調査では介護福祉士の13.0%は男性で80.8%が女性で6.2%が性別無回答であり、人数は少ないですが、男性の介護福祉士は存在していることがわかりました。男性の介護福祉士の平均月給は資格手当てや夜勤手当てなどの諸手当を合わせても22万円程度です。
経験年数や年齢が上がっていくと若干給料は上がりますが、大幅な給料アップは期待できないのが現状です。仕事自体は施設によっては夜勤もありますし、きつい仕事なのですが、収入がついていかないので、結婚して子どもを持つようになると養っていくのが難しくなってきます。施設に勤務する男性介護職員自体が少ないので、男性職員は夜勤のローテーションが早く回ってきたり、介護福祉士1人あたりの担当者数が多かったりと身体的な負担も大きくなっている現状です。不動産関係の仕事をしている友人から聞くと、高齢者向けのマンションというのが今はよく売れるのだそうです。